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通常国会

拝啓 衆議院議長 河野洋平様
 国会審議のラジオ中継を仕事の移動中に聞く機会がありますが、聞き続けられるものではありません。質問者は国民に議員自らまたは自党をアピールするための工夫が目立ち、一方政府の回答の、ほとんどは内容のない「検討します。」「善処します。」「調査します」的なものが多いからです。聞いていても問題の解決の方向性への参考になることはめったにありません。特に首相の回答は抽象的で、「国会の議論を望む」といった、自らの判断を示さない発言に終始しており指導的立場にあるものの発言とは思えません。
 国会は論戦の場であり、与野党、政府が真剣に討論し国民の間に問題点と利点を明らかに示した上で国民の反応を見ながら結論を出すべき所だと考えます。国民に内容が明らかにならないようにわざと空虚な発言をしているようにしか見えません。これからの日本そして世界は資源の枯渇環境の悪化による厳しい現実を抱えています。
これを乗り越え平和的に共存する継続した社会にしていくにはオープンな議論による意見の集約が欠かせません。国会だけで実現できるわけではありませんが、まず国会が範を示し、民主主義(議論の透明性と少数意見の検証が不可欠)を日本に徹底していってもらいたいと考えます。敬具
2005年1月28日

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