ミャンマーの正当政府の承認に関する外務省への提案
以下の内容で、E-Gov よr外務省に提案しました。
本当は国民統一政府を承認しろと言いたいのですが、従来の日本政府の行動から見て実行は難しいので、両方とも承認するな支援するなとしたものです。さらに、中国ロシアを念頭に、内政不干渉ならば、クーデターを起こした側が国内掌握していないのに認めるのはおかしいと主張して国軍支援をやめさせる行動をしてもらいたいと思います・
---------------------------------------------------提案文
現地情勢に詳しい皆様に、一市民から提案を差し上げるのも恐縮ですが、武力を背景として不当に権力を掌握しようとしている国軍組織をミャンマーを代表する組織として承認しないよう提案するものです。
武力によったとしても、ミャンマー全域にわたり多くの市民がその権力を認めてそれなりの経済政治民生活動が、国軍の指示のもとに行われていれば、国軍をミャンマーを代表する政府としてやむ負えず承認する事はあり得ます。
しかし、得られる情報によれば、国軍は多くの国民の支持をられないばかりか、国連大使をはじめとする公務員、そして一般人がCPRHやNUGの指示に従って行動しているように見受けられます。このような状況は、武力による勢力と国民の支持による勢力の、闘争状態といえます。武力行使とCDMという不均衡な力による対決状態が3ケ月以上続いています。
武力を持ったものが最終的に勝利するわけではありません。国民の支持を得たものが最終的な勝利者です。
ましてや自ら認め昨年の民主的な選挙で大勝した政権を、武力によってひっくり返そうとしている国軍をミャンマーの代表として現段階で認めるわけにはいきません。
先走って認めることは、ミャンマーの人々の自決権を侵害する内政干渉に他なりません。
少なくとも、ミャンマー国民の支持が明確になるまでは両勢力ともに承認保留するべきです。したがって各種援助も凍結するのが妥当です。そのうえで、国軍に対しては武力行使を凍結し対抗勢力との対話を促すべきです。
外国からの支援がなければ国軍勢力はその活動を維持できない可能性が高いと思います。内政不干渉をいう国は多いので、ぜひ両勢力とも承認しないようその国々に働きかけ実現してください。冷静にミャンマー国民がいずれの勢力を支持するのか見極めてから承認し支援して遅いことはありません。
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