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カテゴリー「東北太平洋大地震」の5件の記事

2011.09.09

現実を直視せずに震災復興はあり得ない

鉢呂大臣の死の町発言を取り上げ、配慮が足りないとの意見があります。

しかし、現実にゴーストタウンと化した、福島原発の周辺市街地は死の町という表現と認識が、災害対応 復興には必要不可欠です。

放射能があるのに、安全だと言えば安心すると考えて現実離れをした発言をする人々にどうして本当の復興が出来るでしょうか。

現実を見据えること、現実から目をそらさず、厳しいことも言っていくのが本当のリーダーです。
その点で、安易な撤回をしたことは評価しません。

野田内閣には信念をもった発言と行動をを期待しています。

2011.04.27

災害地自立に向けて

4月25日から岩手県閉伊郡山田町に支援活動にきています。
床上浸水でからくも倒壊からまぬがれた、被災者宅で庭先の砂の除去などを行っています。
避難所には行っていないので、詳しい状況はわかりませんが、道路はほぼ全面開通、電気、水道は復旧
ガスはプロパン、と言うことで、基本的インフラは整っています。

今後の課題は、やはり仮設住宅建設までの、避難所生活をいかに快適にすごし、自立した生活への準備を進めやすい用にすることだと感じています。

いま私たちがやらなければならないのは、被災地で被災業者を通じて支援物資を提供することではないかと考えました。
初期段階では、当然輸送インフラが途絶していますから、備蓄品や被災地以外で購入した物を、公的輸送手段で被災地に送るしか方法がありませんでした。
現在は、自衛隊、非営利団体等がやはり被災地以外から調達して、輸送していいると思います。
復旧後は、従来の流通ルートで被災地の方が、自らのお金で必要品を購入するわけですが、この中間の形態が必要です。

  避難所で必要な物を、被災業者を通じて、寄付金で購入する。

このことによる利点は

・避難所で必要なものだが、公的には提供しづらい物を直接的に寄付することが可能
・事業者の仕事が継続でき、将来の再建の足がかりとなる
・事業者が仕事をしていること自体が、被災者の将来への展望を見いだすきっかけになる。

下記のようにシステム化されれば良いのですが、当面無理です。

そこで、とりあえず山田町の商工会と連絡をとって、でんき屋さんを紹介してもらい、可能な金額の範囲で
避難所の要望品を購入してもらうようにしたいと思っています。


1.被災地の避難所の共同生活が向上する物資・資材・工事のリストを作成する。
   食糧等基礎的物資は行政が責任を持つべきで公平性も必要なので除く
  たとえば電気釜、洗濯機、炊事場、洗濯場、洗濯乾し場、電気ポット、扇風機、電気容量増設

2.事業所が被災した業者の内、事業継続を希望している業者に仮発注する。

3.避難所の必要品リストをネット等で公開し、小口の寄付金を募る。
  これは直接請け負った業者の仮口座に振り込まれる。
  必要金額に達したら正式発注し、被災業者のルートで購入する。
 
4,メーカーが無償で提供しても良いが、その場合でも、被災業者は適正な手数料を受け取れるようにする。

5.おのおののリストの金額が目標数値に達したら、その物品等は終了とする。
  必要以上に寄付が集まった場合は、他の目標間近のリストに振り分ける。

2011.03.20

警視庁 自衛隊 東京消防庁 地上部隊連携見事

19日23時のニュースで、東京消防庁の福島第一原発3号機への注水作業実施報告記者会見がありました。
事前の準備、到着後の偵察により、事前計画の大幅変更を求められ、車両による送水パイプ敷設から総勢20名の手作業による敷設への変更と、めまぐるしく変わる状況が詳細に隊長が語りました。

自衛隊へりによる撒水の効、果があまりなく、地上からの確実な注水が求められていました。
まず、警視庁機動隊による高圧放水車がチャレンジしたが、条件が合わない。
次により強力な送水機能を持つ航空自衛隊保有の放水車によって、60tの放水を行なって、一定の効果があったもののまだまだ不十分でした。
しかしこれで時間を稼ぎ、空間線量も1割程度減少し、次の消防庁の屈曲放水車の連続注水に結びついたと思います。

縄張り争いの強い警察、消防、自衛隊とも聞きますが、やはり国家的災害に対しては、可能な限り自らの持つ能力を惜しげなく発揮したことを、頼もしく誇りに思います。

まだまだ最終解決までは時間がかかりそうですが、現場の皆さんの努力で、何とか被害を拡大せずに終結出来る事を期待しています。

また被爆管理を十分行って、被爆による被害が一人として発生しないことを期待します。

皆さんの活躍が国民の元気を取り戻し、明日に向かって前進する気持ちを奮い立たせる事と思います。

2011.03.19

避難所で 子供と体を動かそう (2) 石けり けんぱあ

続いて、狭い場所で体を動かす、簡単な遊びを紹介します。

石けり
道具 地面・床に線を引く道具 棒、釘、鉛筆、白墨、テープ
    平らな石 大きさ 2cm四方程度 各自使いやすい物を探す 
場所 幅1m長さ2m以上 狭い方が難しいともいえます。
人数 数人

けんぱあ

1.地面・床に下記の区割り 1 けんぱあ または 2 ひょうたん を書きます。
2.手前の線から 1のく割に石を投げ入れます。
3.1を飛び越して、2,3へ両足を付いて移動します。
4.続いて 4へ片足で移動
5.と順番に進みます。
6.10(ひょうたん では12)まで行き着いたら、反転して2,3まで戻ります
7.1にある石をとって、線のむこうに投げ、1に片足を入れて、出発点に戻ります。

石を2,3、4・・・と次々に入れて、早く10(12)まで行き着いた人の勝ち
線を踏んだり、石が目的の場所に入らなかったりしたら失格し、次の順番の人が
行います。
再度順番が回ってきたら、戻ることが出来なかった石の場所から再開します。

ひょうたんでは ひょうたんの形の所は休憩場所で一時休んでもよいですが、その他の場所は休まずに
移動しなければなりません。


Photo_3


子供たちと体を動かそう

今回の大地震が起きてから、すでに1週間がすぎました。
従来の災害と異なり、未だに輸送インフラが確立せず、各避難所の方々は厳しい毎日をお暮らしと思います。
一刻も早く多数のボランティアが駆けつけて支援を肩代わりしたいところですが、交通手段がなく今しばらくは政府行政組織の支援に任せざるをえな事をお許し下さい。

しかし、遠隔地でも何か出来ることはないかと考えました。
TVの番組で「子供は体を動かしたい」という事を聞きました。
そこで、昔はよくやっていた遊びを紹介したいと思います。
道具や場所の制限があっても遊びは出来ます。
子供たちの歓声があがって、元気にとびまわれば、大人たちもきっと喜ぶことでしょう。

A.手ぬぐい取り
  用意するもの 手ぬぐいなどの細長い布 
  人数   2人以上    場所 二人がたつか座れる場所 手が届く範囲に障害物がないようにする
 
  1.二人で座るか立つかする。 正対しても 横にならんでもよい
  2.軽く開いた手のひらに細長くたたんだ手ぬぐいをかける。
  3.それを相手が素早く抜き取ろうとするのを、握って押さえる。
  交互に数回行い。抜き取った回数が多い方が勝ち。
  多人数の場合は、同時に何組か行い、リーグ戦、勝ち抜き戦を行う

  簡単な遊びですが、腕力の大小よりも反射神経、もっとも大切なのは駆け引きなので、大人と子供とやっても十分対等に対戦でき楽しい。

B.でんでん虫 うずまき 一本橋とも言う?
  用意するもの なし  チョーク、蝋石等 地面等に印を付けられるものがあれば良
  場所      他の通行人にじゃまにならない所  広さに応じて運動量を加減する
  人数      数人   2組に分かれる

  1.確保した場所に各組の陣地を決める。通常は 場所の左右両端または端と中央
  2.お互いの陣地を結ぶ通路を地面、床に書く または仕切る。
     もっとも簡単なのは、渦巻きを描き、その間を道として、中央と端を陣地にします。
     太さ、長さを考えて、渦巻き、曲がり等を組み合わせて、走りにくくする。
     地面なら棒で溝を刻む。 コンクリートアスファルトなら、白墨、石や等で書く
     床ならば テープを貼る。
  3.両方の陣地に各組全員が集まり、走る順番を決める。
  4.よーいドンで、最初の走者が自陣から通路を通って相手の陣地に行こうとする。
  5.両方の走者が出会ったところで、じゃんけんをする。
  6.じゃんけんで負けた方は、道を譲り、走者のじゃまにならないように自陣に戻る。
  7.勝った方は相手陣地に走る。
  8.負けた方は次の走者が出発する。
  9.6~8を繰り返し、相手陣値に達した方の勝ちとなる
 10.ただし走っている間に通路をはみ出たら、自陣に戻る
    通路を飛び越えてはいけない。 
    じゃんけんの勝負が決まるまで次の走者は自陣を出発してはいけない 


  


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