憲法9条改正議論
拝啓 衆議院議長 河野洋平様
新年になり、仕事が多忙になったこともありますが、どうも大きな問題について意見を書くのがつらくなってきました。一市民としての意見ですが、普通の状態であれば選挙で選んだ議員にまかせておけば良い課題ばかりです。仕事、家庭生活、個人の活動を割いて大金をかけて維持している意思決定システムに意見を言わなければならない状況です。しかもその意見を社会に広めようとすると、デモをすれば公務執行妨害で逮捕、ビラを配れば住居侵入で逮捕、とても怖い状況です。
また議員にハガキを出した1週間後に警官が調査にくるような社会では「物言えば唇寒し」ですが、書き続けるしかないと思っています。
今 憲法9条改正議論をNHKがやっています。憲法の改正を問題にすること事態は正常な状態だと思いますが、今の憲法でさえ、武力である自衛隊がイラクへ派兵されるまでに拡大解釈されています。もし自衛隊を軍隊として認める憲法になれば、自衛のための戦争として世界各国どこにでも自衛隊を派遣し武力行使が出来るまでに解釈されてしまうでしょう。過去の政治家はそのときの状況に応じて臨機応変に解釈を拡大してきました。これからもそうでしょう。憲法9条の改正を許すことは出来ません。 敬具
2005年1月23日
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